日程は、7月23日成田発、同日ノルウェー着。翌24日ツアー参加のメンバーと合流し、25~30日の6日間連日ダウンリバー。8月2日帰国。
3年前、海外カヤックツアーやってる会社ないかな~?とインターネットであれこれ検索していて、たまたまヒットしたのがGene17(以下、G17)との出会い。
ホームページを見ると、イギリスをはじめとするヨーロッパでの1-2日の短期講習、1週間程度の中期講習、ネパール・タムール、インド・ザンスカール、グランドキャニオンなどへの数週間にわたる長期アドベンチャーツアーなど、楽しそうな企画が目白押し。インストラクター向けの講習も開催されており、G17インストラクターのレベルの高さが窺われます。
そのビデオに出てくるスロベニアやノルウェーの川が、G17の定期講習ツアーの開催場所であり、繰り返しビデオを見ていると、行ってみたくなること間違いなし!
2年前には Fundamental Core Skillsという6日間の初級コースに参加。その時は、スロベニア、Soča(ソチャ)川のclassII-IIIセクションでの講習でした。(ちなみにSočaまでは、イタリア・トリエステ空港から約1時間半。)
今回はステップアップして、Sjoa Progressive & Dynamic Skillsという中級コースに参加。ノルウェーSjoa(ショア)川のclassIII-IVセクションでの講習に挑戦!と張り切って行ってきました。
予めメールでやりとりして、ボートは現地でBurnをレンタルすることになっていますが(ツアー料金に込み)、パドルやギア一式はもっていかなければならないので、7月23日土曜の朝、車を運転して成田空港まで。
出発前夜、ツイッターで「明日からノルウェーカヤックツアーに行ってきま~す。
」なんて自慢気につぶやいたら、その1-2時間後、世界で最も治安のよい国の一つと思われていたノルウェーで「爆破、銃乱射テロが発生。多数の犠牲者が出たもよう。」というニュースが飛び込んできました。旅行中止?
一瞬目の前真っ暗に。翌日ともかく成田まで行ってみると、飛行機は予定通り飛んでおり、一安心
。スカンジナビア航空のカウンターでチェックインする時、「コペンハーゲンでの乗り換え時(日本ノルウェー間の直行便は無いので、必ずどこかで乗り継ぎ)、オスロ行きの便のセキュリティチェックが厳しくなっていると思いますけど、ご承知下さい。」と言われました。が、別段そんなこともなく、オスロの空港でも警官の姿が目立つわけでなく、表面上は通常通り平穏、という感じでした。
ノルウェー到着日は空港近くのホテルに1泊。翌朝、空港駅から電車でリバーベースのあるOttaという町へ移動。OsloからOttaまで約3時間。電車の本数が少なく、飛行機との接続が悪かったので、往復ともやむなくOsloで1泊しました。
なんてことない中級ホテル。でも、インテリアがシンプルで洗練されてるのは北欧だから?
空港駅から電車で移動。
乗り場表示もアナウンスもほとんどなく、静かに出発。
Ottaの小さな駅に着くと、スタッフの男の子、ヤコブが車で迎えに来てくれました。宿舎まで約15分。
久しぶりに再会した主催者サイモンの話では、「Sjoa川は大増水中。でも心配しなくてもいくらでも他に下れる川はあるから。」とのこと。
電車から見えた川があまり瀬もなく緩やかな大河に見えたのは大増水のせい?そういえば、岩や中州や岸がぜんぜん見えなかったな。
G17の今回のスタッフは、サイモン(イギリス人)の他、チェコ人で昨年からスタッフになったというヤコブ。ギリシア人のスピロス。スピロスのGFで料理、回送などサポートしてくれる、エレーニ。
G17のツアーは基本的にガイドレシオ1:3以下と要項に書いてありますが、その言葉に嘘はなく、今回は参加者3名に対し、ガイドは2-3名。2年前のツアー時も参加者4名に対し、ガイド2-3名でした。ツアーの定員は6名ですから、全員がベテランインストラクターというわけではなく、1名は新人とはいえ、良心的かつ安全重視なツアーだと思います。
参加者は、わたしの他、2名。地元ノルウェー人のリフ。彼女は、前の週にG17主催で開催されたSjoa River Festival(講習会、ダウンリバー、フリースタイル競技会、Ula川エクストリームレース、パーティなど)に参加してサイモンと出会い、急遽このコースへの参加を決めたそうです。そして、G17のコースに参加するのは今回が7回目というリピーター、アナ。スウェーデン人。リフとアナは、3年前ネパールで開催されたマウンテンリバーフェスティバルで出会っている旧知の仲。2人ともカヤック歴10年以上のベテラン。上手そう…。わたし、ついていけるのかな?緊張
でも、2人とも今年はまだ3日くらいしか漕いでないって話だから、そこだけは勝ってるか。わたしが今年70日漕いでると言ったら、2人とも目を丸くしてました。北欧は漕げる期間が短いんでしょうね。
初日の夜、リフとアナは久しぶりの再会で盛り上がり、午前3時過ぎまでおしゃべりに花が咲いたそう。翌日2人とも時差ボケ(日本より7時間遅れ)のわたし以上に眠そうでした。
国際色豊かなメンバーで、翌日から早速ツアー開始です
国際色豊かなメンバーで、翌日から早速ツアー開始です
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